野球とサッカー

6 7月

野球とサッカー。同じボールを使ったスポーツでありながら、見事なまでに異質だと思います。

野球は監督がワンプレー毎に指示を出せます。勝負か歩かせるか、3塁で止まるかホームまで突っ込むか。監督やコーチが判断します。

サッカーでは基本的な戦術を試合前やハーフタイムに監督が指示しますが、試合時間中は選手が主体的に判断をしながらプレーします。

野球は守備位置が明確に決まっています。それに比べて、サッカーは大まかなフォーメーション(システム)は決めますが、試合の局面に応じて、流動的にポジションを変えます。全員で攻める時もあれば、全員で守るときもある。ポジションチェンジもある。オフェンスとディフェンスが連動して戦います。

ビジネスにおいても、野球的な組織運営をするのか、サッカー的なチームを作るのか、やり方はいろいろだと思います。しかし、優秀なメンバーによって構成された成熟したサッカー型チームの前に、野球型のチームは絶対に勝てないと思います。

僕も会社で部下と、組織運営のあり方について語る際、何かにつけてサッカーを例に説明します。しかし、サッカーというスポーツをよく知らない部下だと、ピンと来ないようです。テニスのダブルスとは違う。6人制のバレーボールとも違う。そこそこ人数が多いチームスポーツだからこそ、戦術の複雑さ、連携の難しさがあり、逆にそれがはまった時には個々の力以上の結果を生み出せる楽しさがあるのです。